30万達成の振り返り。安藤貴明さん

こんにちは。
起業家アカデミーの鈴木です。

アカデミー所属、現在宮城県在住の安藤さんから嬉しい報告が届きましたので、紹介させていただきます。

下記からどうぞ!

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(0)はじめに
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ほとんどノウハウがないところから始め3ヶ月で1つの結果を出せたのは 間違いなく、アカデミーの皆さんに環境を整えて頂いたおかげです。

ありがとうございました。

私は他に仕事をほぼしておらず、 本業として取り組んでいますので時間がありました。

副業の皆さんとは取り組む環境が多分かなり異なりますので 時間の面やスケジュール感に関しては参考にならないかもしれません。

 

ただ、進め方ややってきたことは教わった通りのやり方であり、 特殊なやり方をしているわけではありませんので一通りの数字を公開します。

今までの3ヶ月間の活動を思い出せる範囲ですべて記載します。

何か少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

分かりにくいところがあればご質問ください。
よろしくお願いします。

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(1)概要
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私はamazon輸出に取り組みまして、

1月 21,196円
2月 121,517円

そして3月は 
利益:333,561円($2,850.95)※119円/ドル 

となりました。

 

以下、結果の内訳です。

売  上:$16,943.21
商品利益:$3,668.85(436,593円)
(※単価-FBA手数料-単送料-原価)
販売個数:1174個

ただしここから、以下の各種経費を考慮して
(手数料)
amazon返品手数料 -$140
その他amazon手数料 -$16
FBA納品先取りまとめ手数料 -$574.4(0.3ドル/個)

(固定費)
amaozonプロプラン月額費 -$39.99
Feedback.five月額費 -$19.99
OTL月額固定費 -$88.24(10,500円)
その他雑費 -$25.21(3,000円)

<< 最終利益:333,561円($2,850.95)※119円/ドル >>

となりました。

 

商品利益43.6万円に対して、実質利益が33.3万円ですので、25%にあたる、約10万円は経費に消えました。。。

 

高回転のものを扱ううちに結果的に薄利多売戦略となり販売商品数が多く、FBA納品先取りまとめ手数料(約6.8万円!!)がとにかく痛かったです。

商品利益があがっていても、後からいろいろと手数料が引かれていきますので、利益計算をしっかりして、高めの目標にしておくことをオススメします。

 

私の3月目標は、商品利益3,300ドルで、結果は3,668ドルでした。

 

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(2)販売単価、利益
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3月販売商品数(1個でも売れたもの)は107品で、うち本格納品(納品数20個以上)は40品目程度、残りはテスト納品(納品数3~10個)の商品です。

<各商品の3月累計商品利益ランク(概算です)>
①位:$545、36個(利益15ドル/個)
②位:$390、79個(利益5ドル/個)
③位:$300、205個(利益1.5ドル/個)
④位:$200、30個(利益5.7ドル/個)
⑤位:$175、30個(利益5.8ドル/個)
⑥位:$145、18個(利益8ドル/個)
⑦位:$140、36個(利益3.9ドル/個)

※商品利益 = 販売単価-FBA手数料-送料-原価

 

<商品全体の数字>
平均単価:$14.43/個
平均利益:$3.13/個

1位の商品は、私が扱っている商品の中で唯一販売単価が高く(40-70ドル単価)、しかもそこそこ売れるものでした。

3位は、低価格だけれど非常によく回転するもので、2、4~7位は、10-30ドル単価の商品で、そこそこ利益がとれて、そこそこ売れました。ただし、全体的に薄利多売傾向です。

そして、テスト納品の商品、約70品からも、合計約273ドルの利益が出ていますので無視できませんし、今後のメイン商品になることを考えると、テスト納品は止めない方がいいと思います。

 

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(3)納品数と売上の相関
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3月を三分割して、1日あたりの商品利益平均を出しました。

1~10日 商品利益$94.57/日平均
11~20日 商品利益$146.13/日平均
21~31日 商品利益$114.71/日平均

3月目標は、毎日106ドルでしたので、前半は目標を下回っています。

そして中期の利益が大きいのですが、この理由は納品商品数にあります。

2月後半に仕入れた商品で5箱仕込み、3/1に納品しましたので、計算上はそれでほぼ足りることになっていたのですが、3月に入って3日くらい経過したタイミングで利益推移を確認したところ「あ、このままではかなり足りない。もっと追加しないと」ということで、商品点数を増やして増やして、どんどん追加しました。

実際に、追加納品の多かった中期の利益が伸びております。

 

ここでお伝えしたいのは「そのくらい自分の想定と現実の数字には乖離があるので、50万円を稼ぐぐらいの勢いで入れないと足りない可能性が高い」ことです。

3月は追加納品と梱包、発送に追われ新規リサーチ目標は未達でした。

 

ちなみに在庫回転数は

1174個/((期初1363個+期末2495個)÷2)=60.6%
77.5万/((期初84万+期末133万)÷2)=71.4%
でした。

金額ベースであれば70%を越えていますので、個数の多い低単価商品が売れ残っている傾向にあるようです。

 

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(4)リサーチ、トラッキング、テスト納品、本納品
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とにかく最初はよくわかりませんでしたので、数をこなすことに集中しました。

■全体の流れ
①目標件数まで一気にピックアップ(200-500件)
②すべて一気にトラッキング(3-5日)
③仕入れ基準に合格したものを、テスト用に発注これを1週間単位で回転させました。

 

■ピックアップ(リサーチ)
・基本的な条件は「FBA出品があり日本で仕入れられる商品」価格、レビュー数、セラー数、ランクは気にしません。

・また、あまり考えると手が止まるので、amazon画面上では「考えない」ようにしていました。”作業”として量をこなしました。

・ 1月前半はランダムで、売れそうな日本商品を集めてきました。最初は精度を求めても意味ないので、とにかく量・量・量です。

・ 1月中盤から後半にかけては、前半のリサーチでかぶったセラーさんのモデリングに注力しました。20社ぐらい真似させてもらって、売れ筋商品に相乗りできたと思います。

ここでも精度を求めても時間がかかるので、とにかく量・量・量です。

 

■トラッキング
・毎日連続してやるものだと思いこんでましたので、リサーチ後は、3~4日連続でトラッキングしていました。
毎日変動するものの中で、売れているものを選ぶので、比較的高回転のものがピックアップされたように思います。

 

■テスト納品
・日米の価格差が2倍以上
・FBA価格に対する粗利率が20%以上(粗利=販売単価-FBA手数料-原価)
※送料は考慮しません
・5日で10個(1日2個)以上売れている。※セラー数関係なく
・仕入れられるもの(品薄等、仕入れが難しいケースも多いです。)

といった基準のものだけをピックアップして、多少高くてもすぐ届くショップ(主にamazon)で3-10個仕入れ、FDAかそうでないかに分けて、DHLのL箱にギッチリ入るようにして送っていました。

 

■本納品
・テスト納品した商品の、在庫数を毎日付けて変動確認し、売れる判断ができたものは20個~100個の幅で本格発注します。
この時点まできて始めて、まとまった売上ができます。

(参考)1月の集中リサーチ期間での結果
001リスト(12/27~1/5):リサーチ数300、うちテスト納品11、うち本納品6
002リスト(1/4~1/9):リサーチ数501、うちテスト納品12、うち本納品3
003リスト(1/13~1/18):リサーチ数571、うちテスト納品33、うち本納品6
004リスト(1/23~1/26):リサーチ数350、うちテスト納品22、うち本納品5
005リスト(1/28~1/31):リサーチ数650、うちテスト納品22、うち本納品6


現在は、010リストに取り組んでいます。”売れてる商品数”ではなくて”ピックアップした数”で言うと、リスト数は4000近くです。

001リストと002リストのリサーチ、トラッキングが終わると、仕入れ判断をして、テスト商品を発注します。

その翌週に003リサーチをしている間に、この商品が届きますので、発送してテスト販売。といった形で、このサイクルをどんどん回しました。

目の粗いザルで、小さい砂を振り落とすような感覚ですので、とにかくたくさん砂を入れた方が残る商品も多いです。

 

<時間配分のイメージ>
1月 リサーチ90%、仕入れ10%
(「リサーチからテスト納品」までをとにかくこなす)
2月 リサーチ50%、仕入れ50%
(3月販売のための計画的事前準備が必要)
3月 リサーチ10%、仕入れ90%
(とにかく追加納品)

振り返ってみると、毎月同じ活動ではないことに気付きます。

3月に結果を出したかったので、2月中旬~後半に本格仕入れをせねばならず、そのためには、そこまでにテスト納品を済ませた商品を用意せねばならずそのためには、1月にかなりリサーチしてないと間に合わないわけです。

 

なので私の中では、毎月毎月右肩あがりに成長するのではなく、階段のように数ヶ月ごとに上がっていく「階段の法則」があると思います。

 

私は、1月2月が準備期間で、3月に一気に30万目指しました。

次の目標は6月に設定し、4月5月を準備期間としてリストを貯めて、6月に再度結果を出そうと思っています。

実際、1月2月はリサーチとテスト納品をどれだけできるかが大事で、利益は追ってませんし逆に3月はリサーチが追いつきませんでした。

講師の方も「勝負の月はリサーチしてたらダメです」とおっしゃってました。

そして一度階段を上がれたら、その時のリストが手元にありますので大幅に下がることはないはずです。

 

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(5)資金量
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たいして持ち合わせていませんので、常に苦しんでいます。

資金で悩むたびにBUYMAの方が良かったのかなと思っています。

投入できる貯金があまりありませんので、仕入れの割合は、クレカ99%、現金1%です。

キャッシュフローを考慮して、ほぼカード払いに統一しています。

店舗で買う時もカードが使えるところを選びます。

 

クレジットカードは妻と2人分あわせて、合計5枚、限度額240万円です。

ビジネスを始めてから、すでに3枚新規発行し、限度贈枠申請は1月に行いましたので次回は半年後の7月です。

 

管理が非常に面倒なのですが、黒字倒産にならないように、amazonからの入金日と、カード支払日をすべてチェックしてます。

簡単にシュミレーションしたところ、現金を100万円調達して投入するよりカードの限度額が20万円アップする方が
資金投入としては効果的だと考えています。

 

限度額が20万円上がれば、5ヶ月で100万円相当仕入れられます。

なので、これからもカードの新規発行&限度額アップに取り組みつつ、卸取引用に現金取引の割合も少しずつ増やしていくつもりです。

(以下、書ききれなかったのでコメント欄に続きます。)

 

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(6)その他細かい点
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・DHLに電話すれば、L箱は無料でいくつでも届けてくれます

・OTL行きの荷物が複数箱になるときは、ヤマト便がかなり安いです。

・月末とかで、カード限度額がいっぱいで決済できない時は、一旦銀行振込とかで申し込んで商品を確保しておき、数日後に枠が空いたらカード払いにして決済をすれば、欠品を避けられます。(※できないサイトもありますので、その購入先のルールを確認してください)

・商品が早く届いて欲しいときは、決済後に問合せ画面から「可能な範囲で構いませんので、早めに送ってもらえますか」と連絡しておくと、「なんとか今日の発送に乗せられました」と急いでくれるケースもあります。

・amazon.co.jpの国内アカウントも使っています。.comとco.jpのセラーセントラルを見比べたり、仕入れ失敗して.comで売れないときは、co.jpで売ったりしました。

・モデリングされないよう、アカウントカモフラージュを実施してます。
・会計ソフトはfreeeを使っており、記帳と申告は自分でします。

・消費税還付用の届出も3月末に申請しました。特例期間での申請になっていますので、今後2年間、3ヶ月決算が必要です。手間はかかりますが、返って来る金額の方が大きかったので決めました。

 

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(7)過去3ヶ月の過ごし方
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ここまでの3ヶ月、鈴木さんへの相談は8回させていただきました。

とにかく聞く、分からなければ聞く、は徹底した方がいいと思っています。

質問だけでなく、成果を出されている方の雰囲気、エネルギーを取り込む効果も大きかったです(うまく言えませんが)。

時間の使い方という意味では、特に1月の集中リサーチ期間は寝食以外はほぼずっとパソコンの前で作業をしていました。

イベント参加は3回、1月の「最強の輸出入新年会」と勉強会2回です。

新年会にて、鈴木さんとアカデミーの先輩方はもちろん「実際に稼いでいる方々と会った」ことで目標イメージが明確になりました。

そして勉強会は参加するたび得られるものがあります。

私は宮城県ですので、交通費を考えるとなぁ・・と思ってしまいますが、実際に利益をうむ情報や、エネルギーを得られますので、参加してよかったと思いながら帰ります。

 

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(8)まとめ
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私は他に仕事をしておらず、本業として取り組んでいますので時間がありました。

そして妻も非常に協力的です。

副業セミナーにも二人でお邪魔しました。

他の方と何が違うと思いますか?と聞かれたら、「本業なのでとにかく時間があり、さらに妻にも協力してもらっていますので、とにかく量をこなすことができました。」 という言葉が一番最初に思い浮かびます。

働きながらの副業であれば、私は到底達成できていません。

 

副業の皆さんはもともと30万円稼がれていて、 時間のない中さらに上を目指されていることを思うと恥ずかしいくらいです。

なので、私は30万ではまだまだ足りていません。
ここ3ヶ月は毎日毎日焦り続けて、やっとそこに追いついたところです。
これからが本当の勝負だと思っています。

ここで満足することなく、これからも焦り続けられるように頑張ります。

どうぞ今後ともよろしくお願いします。

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鈴木からのメッセージ

安藤さん、30万円達成おめでとうございます!

お時間があったとはいえ、こんなに早期に達成されたのは 安藤さんが成果を上げている方々と接する機会をご自身で積極的に増やされていったからにほかなりません。

いまのところ、とても良いペース出来ていますので、 今後の安藤さんにとても期待しています!

 

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